チャイルド・プア勉強会に参加してきました

子連れのお出かけをハッピーにする「ここるく」代表の山下です☆

 

本日は、子どもの貧困について考える勉強会に参加してきました。

 

豊かな我が国では見落とされがちですが、実際には子どもの6人に1人が貧困(相対的貧困)だというデータがあります。そんなチャイルド・プアの問題を取りあげた報道番組を制作し、本も執筆しているNHKディレクターの新井直之さんのお話を聞いて、私たちに出来ることは何か?について考えてきました。

チャイルド・プア_新井直之著

 

まずは実態を知る事、そして自分ならどうアクションを取るかを下手でも考えてみることが第一歩と思って参加しました。

 

こういった問題は、「行政が動かないとダメ」「制度を見直さないとムリ」という意見に寄りがちですが、実際には私たち一人ひとりの力でも、貧困に苦しむ子ども達に手を差しのべることはできるということが分かりました。

 

それに、ここるくの様に子育て真っ最中の方々とたくさん関わり合いを持つ仕事をしているからこそ出来る事もあると思います。これから具体的なアクションに落し込んでいくつもりです。

チャイルド・プア勉強会

 

私が特に問題意識を持ったのは、貧困に苦しむ子ども達の多くは、日常的に我慢を重ねるうちに自尊心が奪われてしまうということ。この部分のロスは後から補うことが非常に困難ですし、影響も大きい。

 

貧困は結果ではなく、諸症状の原因となって子どもの人生全体をじわじわと蝕んでいくようなイメージ。

 

状況こそ違いますが、子育て中のママにも同じようなことが言えると思っています。

子ども優先で自分のことを後回しにしているうちに、ママ自身も気づかないうちに「諦めグセ」が付いてしまって、夢や自己実現などに目を向ける余裕がなくなってしまう…という問題意識は「ここるく」立上げの背景にもなっています。

 

そういった意味でも、色々と脳内でリンクする部分が多かったので、今後も私なりに行動に繋げていきたいと思います☆

 

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