Feel! Play! Photo! 家族写真の残し方 「パパ・ママフォト講座⑦ 夕日をバックにシルエットで撮ろう」

カメラマンの小坂と申します。

このコラムではパパ・ママが”知っていて良かった”と思う家族写真の撮り方、残し方についてワンポイント講座を連載していきます。

 

今回は「夕日をバックにシルエットで撮ろう」です。

 

すっかり梅雨もあけ、毎日暑いですね。夏休み、泊まりがけで旅行にいく家庭も多いのでは!?
おでかけ先で見る夕日、素敵ですよね。
気分がゆったりします。
普段夕日の時間はお迎えでママチャリを必死にこいでいたり、夕食作っていたり、ゆっくり眺めてないので…、ずーっと眺めていたくなります^^

子供がわちゃわちゃ動き回るのでそうもいかないのですけでど。。
今回は夕日を見ると、撮りたくなる(私だけ!?)シルエットの写真、撮り方のコツを紹介します。

 

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空が広がっている場所でのシルエット写真は我が家の定番!?です。

 

 

今日のワンポイント。

「影絵を楽しむ」

 

それでは、夕日をバックに撮影したシルエット写真を、ポイントと共に紹介します♪

その1「父子@田舎」

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ポイント① 半逆光(真向かいから少しずれている)で撮る

こちらの写真、夕日は左奥にあります。
逆光と少しずれていて(半逆光)、父と子供の左に光のラインが入っています。明るい部分が多いので、何も調整しなければ自然とシルエットの写真になります。カメラ機能によっては、自動で顔に光の量を調整して、シルエットにならない可能性も。そういう時は露出補正で光をマイナスに調整

iPhoneの場合で明るくなってしまう場合、太陽マークで光をマイナスに調整。ストロボは発光禁止に設定。

 

ポイント② 背景をすっきりする

背景と父子が重ならないように、カメラは少し低めから、見上げるように構えています。横顔がきれいにみえるように、背景をすっきりさせましょう。背景のラインと顔や子供の身体が重なると、ごちゃっとしてしまいます。

 

ポイント③ シャッターボタンを半押しの状態でシャッターチャンスを待つ

タイミングを合わせる為に、半押しの状態でシャッターチャンスを待ちます。「いい形!!」と思ってからシャッターを押すと遅いです。
シャッターボタンを押してから、実際にシャッターが下りるまで、タイムラグがあります。シャッターを半押しの状態で構えて、いい形の時にシャッターを押す!特に逆光や半逆光の時、カメラはピントを合わせづらいので、前もって半押しでピントを合わせておきましょう!

 

ポイント④ 何度でも撮ってみる

デジタルカメラのいいトコロ!何枚撮影しても、ゼロ円。この写真も、面白いシルエットが撮れるまで、何度か父子にやってもらいました^^
そんな撮影時のことも全部含めて、家族写真。一枚の写真から、いろんなことが思い出されます。

その2「父子@ビーチ」

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ポイント① 逆光で撮る

明るい部分が多いので、何も調整しなければ自然とシルエットの写真になります。カメラ機能によっては、自動で顔に光の量を調整して、シルエットにならない可能性も。そういう時は露出補正で光をマイナスに調整
iPhoneの場合で明るくなってしまう場合、太陽マークで光をマイナスに調整。ストロボは発光禁止に設定。

 

ポイント② 低い位置から見上げるように撮る

低い位置から見上げることによって、子供がより高く写ります。そして、子供の背景が空だけになるので、すっきりします。

 

ポイント③ 沈みかけの夕日で撮る

沈みかけの夕日は、日中の太陽より光の量が少なくなっているので、逆光で撮影しても空のグラディエーションが残ります。真っ昼間に逆光で撮影すると空は真っ白に写りますが、沈みかけの夕日はグラディエーションが写ってキレイです。

 

ポイント④ 「高い高い」は空高く^^

この写真は少し古くて3年程前、長女が2歳の頃。
今じゃ身体も大きく、重くなり、「高い高い」をすると腰痛めそう…ww
こんな軽々「高い高い」できてた時期もあったなぁとしみじみです。

 

ちなみに、前半の写真は最近で次女2歳。3年経っても同じことをしていました^^;
いかがでしたか?

夕日をバックに子供、撮影してみてください♪

 

このコラムでは皆さんの質問を受け付けております!

「こんな時どう撮ればいい!?」「こんなの撮りたい!」等々、こちら

hitomikosaka@gmail.com まで「ここるく見ました」とメールください。

 

筆者のご紹介

kosakaカメラマン 小坂仁都美
5歳と2歳の姉妹の母親です。
育児が辛いと思った時、夫とケンカした時、私を初心に返らせて、幸せな気持ちにしてくれたのは写真です。写真の力ってスゴイ!!
カメラがあると育児がより楽しくなります。
子育てをしていると感じるいろんな”母の想い”写真として残していきましょう♪

 

Fish Photo 世田谷スタジオでカメラマンをしています。写真スタジオ、行きたいところがない!!と諦めているパパ・ママ!是非一度HPをご覧下さい。 子連れ歓迎のフォト講座やアートワークショップも開催しています♪

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