<赤ちゃんとの過ごし方>おはなし編

うまれたばかりの小さな赤ちゃん。
まだ喋れない。笑ったりもするけれど、
大抵泣いているか寝ている。
はて?一体どうお相手すればよいの?

 

おっぱいやミルクとおむつ替えであっという間に1日が過ぎてしまうことも、時には寝不足でボーっとしながらの授乳なんてこともあるでしょう。
でも、そんな時も赤ちゃんは五感をフル活用し、ママの様子を伺っています。
にっこり微笑めば笑い、話し掛ければ「あーうー」とお返事。
何と話し掛けたらよいのか困ってしまう時には、「あーあー」とくれば「そうねー、あーあーだねえ。ママもそう思うわー」「うーうー」「うーなの?うん、うーかもねえ」
それだけで会話が続くのです。そして赤ちゃんも嬉しそうに会話を続けます。

 

「あーうー」という喃語の時期にたくさん話し掛けていると、お話ができるようになった時に泉のように言葉が湧き出てくるように思います。まだ言葉では返せないけれど、しっかり頭の中には入っているのでしょうか。

 

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家事の最中は「人参を切るよ、トントーン。今日は何味にしようかな~」「みんなのシャツを洗うね~」「ズボンを畳みまーす」などの実況中継でも十分。独り言万歳!

 

そして1歳を過ぎ、少しずつ言葉らしきものが出始めたらしめたもの。
こちらの言う事を一生懸命真似しようとするので、模倣ごっこを楽しめます。
言い間違いも多く発音も未発達なので、なんとも可愛いお話を耳にすることができ、今度は大人達が大喜びです。

 

いつかはしっかり喋れるようになるので、この時期をぜひ存分に満喫してください。

 

そんなお喋りを楽しみながら身体に触れるだけでも楽しい遊びです。
初めは手すらも自分の物とは認識していない赤ちゃん。足もよいしょっと持ち上げて顔の前にきて初めて「おや?」と気づきます。
ゆっくりストレッチするような感じで、手足をパチパチ・パーっと大きく開いてみたり足をおでこにチョンチョンしてみたり、そんなことが小さな小さな心に響き、可愛い笑顔をたくさん見せてくれます。
喃語会話をしつつ身体をこちょこちょ触り、笑い合っているだけで、ほらもう1日終わり。
明日は「あーうー」の次に何が出てくるかな?「まーまー」かな?

 

 

筆者のご紹介

masako生田 昌子
ここるく保育スタッフ「だっこママ」 1児の母

 

「小さい子が好きだから将来の夢は保母さん」と言っていたのは確か小学生の頃…。その後なぜかまったく違う仕事に就くも常に子どものことが頭から離れず、働きながら手に入れた保育士資格。保育園勤務ののち素敵なご縁があって、だっこママに。我が家のおもしろ3歳児(女)を筆頭に、ちいさなちいさな宝物たちと過ごす日々に幸せを感じているところです。