ここるく体験会の様子

5月16日(金)に開催した「ここるく体験会」での様子をレポートいたします☆

 

ここるくは、レストランやサロンなどの店内個室を利用してお子様をお預かりするという独自のスタイルが特徴です。それゆえ、お試しや見学の受入れがなかなか難しいという現状があります。

(サービスを利用しない方が、見学のためだけに店内に出入りすることが出来ないため)

 

そこで今回は、いつもの風景を再現して、ここるくを疑似体験してもらう場として「体験会」を開催しました。

 

子どもたちを待つおもちゃ

 

体験会当日の朝。会場となる会議室に、ここるく開催時と同じように託児スペースを設け、いつもの保育士さんがスタンバイして参加者を待ちます。

 

受付の後、まずは保育者と一緒におもちゃなどで遊んで託児の様子を体験していただきました。普段ここるくの託児スペースでやっているように、年齢(月齢)や好みに合わて過ごします。

それぞれの楽しみ方で

この日は参加者が少なくお子さんは3名でしたが、大きい子(2歳)は紙とシールを使った制作、小さい子(0歳)は音遊びや保育者・お友達との関わりを思い思いに楽しみました。リラックス出来たのか、保育者に抱っこされてスヤスヤ午前寝した子も。

 

お子さんがすっかり保育者と仲良くなったところで、少しだけ離れた場所に座って、お茶菓子を食べながらサービス内容をお伝えしたり、皆さんからのご質問にお答えしました。

 

ママ達からは

「昨日も私以外が抱っこしたら30分泣き止まなかったので、今日も泣かれること覚悟で来たけど、保育者さんの抱っこで寝てくれたのでビックリしました!」

 

「預けることにちょっとした罪悪感みたいなものがあったけど、あんな風に過ごしてくれるんだったら、こっちも楽しんじゃった方がいいよね!と正直思いました」

 

「子どもは本当に切り替えが早いんだな、と見ていて実感した。むしろ自分(ママ)の方が心配で今まで離れられなかった」

 

といった感想が。

 

実際に託児を経験した方から特によく聞こえてくるのが、この「切替えが早い」というコメント。
これまでも沢山の子どもたちを見てきましたが、大抵は最初の10~15分くらいで気持ちを切り替えて遊び始めます。(これは保育者が付いて適切に対応してこそなので、ここるくでは提携している保育会社から経験・スキルを備えた人材を派遣してもらっています)

 

さすがに初めてママとバイバイする瞬間は泣いちゃう子もいますが、ママは罪悪感(を感じたとしても)ではなくリフレッシュ感を感じてきてくださいと、いつも我々はお伝えしています。この時、「ママ少しだけ行ってくるけど、大丈夫だよ」というメッセージを伝えて、ポジティブな表情で託児ルームを出ていくことで、子どもの気持ちを安定させ、より早く気持ちを切り替える為の助けになるので、とても大切な儀式です。

 

今回の体験会は、当日の様子を事前に確かめてもらって、納得して利用してもらいたいと考えて企画しました。ママが安心して心からリフレッシュする為には、「子どもが楽しく過ごしている」と確認できる事はもちろん、ママ自身が納得いくまでその環境を吟味できる場が必要です。

 

この体験会は、そんな確認と吟味の場として機能していると感じたので、今後も定期的に開催したいと思います。